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芳野 隆治; 徳田 伸二; 河野 康則
Nuclear Fusion, 39(2), p.151 - 161, 1999/02
被引用回数:137 パーセンタイル:95.53(Physics, Fluids & Plasmas)JT-60Uでの主ディスラプションにおいて、逃走電子の発生を回避する運転条件について調べた。その結果、トロイダル磁場が2.2T以下、又は、プラズマ電流の消滅率I(-(dI/dt)/I)が50sec以下の場合は、逃走電子が発生しないことがわかった。さらにIが300~400secと高い場合でも実効的安全係数qが2.5以下では、逃走電子が発生しないことがわかった。一方、プラズマの位置移動が少なくなるように制御した場合は、qが8より容易に高くなり、Iが50~100secと低くても逃走電子が発生することがわかった。加えて、このように位置制御した場合に、一周電圧が零又は少し正でも逃走電子のテイルが低減することがわかった。これらの逃走電子の回避・消滅の結果は、逃走電子に異常損失の機構があることを示唆する。
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PNC TJ1612 97-001, 69 Pages, 1997/03
HAZOPは、プロセスの安全性と通転の問題を明らかにする手法である。プロセスの各部における設計基準からのズレに着目し、その原因を明らかにする。さらにプロセスに与える影響について評価し、それらを検出し、また発生を防止する手段について検討される。近年、計算機によりHAZOPを支援するためのシステムがいくつか開発されている。Perttu Heinoら(1995)よる知識ベースを用いたHAZOPシステム、Venkatasubramanianら(1995)によるHAZOP解析システムのための有向グラフモデル、そして、著者ら(1995、1996)は、連続プロセス、回分プロセスを対象として、PrologによるHAZOPシステムを提案した。これらのシステムにより、これまでの人の手による解析と比較し、短時間で解析結果を得ることが可能である。動力炉・核燃料開発事業団の委託により(株)三菱総合研究所が開発したHAZOP支援システムは配管系の解析に適しているが、制御回路などの周辺装置に対しては解析が困難である。本稿では制御回路などの周辺装置に対するHAZOP解析法を提案する。周辺装置部の入出力変数の関係を記述するためのモデルを提案する。このモデルはシステム工学の入出力関係を基準としている。異常伝播モデルをこの変数関係を基に求める。周辺装置のHAZOPを提案するモデルに基づき実施し、配管系に対してはHAZOP支援システムにより解析する。両方の解析結果を組み合わせて対象とするシステムのHAZOP、FTを完成する。
青柳 哲雄; 永島 圭介; 北井 達也*; 森 活春*; 中川 勝二*; 栗田 源一; 菊池 満; 永見 正幸
JAERI-Research 97-010, 58 Pages, 1997/02
コイル電源設備は、18個のトロイダル磁場コイル(超伝導コイル)に定常的に電流を流すトロイダル磁場コイル電源、10個のポロイダル磁場コイル(超伝導コイル)にパルス的に電流を流すポロイダル磁場コイル電源、プラズマ垂直位置を高速に制御する高速位置制御コイル(常電導コイル)に電流を流す高速位置制御コイル電源、ロックドモードの原因となる非軸対称エラー磁場を補正するエラー磁場補正コイル(超伝導コイル)に電流を流すエラー磁場補正コイル電源、およびそれらに電力を供給する電動発電機から構成される。本報告書では、これらの概念検討結果を示すものである。
仙田 郁夫*; 西尾 敏; 常松 俊秀; 西野 徹*; 藤枝 浩文*
JAERI-Tech 94-018, 56 Pages, 1994/09
ITER感度解析において、日本国内チームが行った、プラズマ位置制御シミュレーションの結果をまとめた。プラズマ剛体モデルを用い、プラズマ平衡位置からのずれに対して、比例・微分フィードバック制御を行い解析をした。プラズマのゆらぎが生ずる原因として、有限の水平擾乱磁場、十分小さな水平擾乱磁場、そしてポロイダルベータ・内部インダクタンスの急激な変化を検討した。擾乱磁場が十分小さく、真空容器等で決まる時定数でプラズマのゆらぎが成長する場合、数ボルトの制御電圧で十分な制御性が得られることを示した。ポロイダルベータ・内部インダクタンスが同時に変化する場合、条件により制御が困難になり、大きな制御電圧が必要になることがわかった。
早川 数良*; 上城 和洋*
PNC TJ1216 93-003, 45 Pages, 1993/01
高レベル放射性廃棄物処理施設における深地層への立坑内垂直搬送システムとして超電導を用いたリニアモータ方式の適用可能性を検討し、実機適用検討を行っている。このためS63年度には、基礎研究(I)として原理検証のための基礎実験装置を製作し、静的浮上実験を行った。H1年後には基礎研究(II)として高さ約7mの実験装置を製作し、LSM(Liner Synchronous Motor)駆動方式による動的実験を実施し、搬送カプセル移動速度2m/sec、停止位置精度1mmの結果を得た。また、H2年度には基礎研究(III)として基礎研究(II)までの実験装置を一部改造(新規製作品を含む)し、位置検出器の非接触化及び通電路切換システムの開発を実施し、搬送カプセル移動距離の長尺化に伴う位置検出系および電源設備に関する問題点は充分克服可能との見通しを得た。本年度は新たに、基礎研究(IV)として現在までの技術を用いて、以下の検討設計を行う。(1)実機模擬縮小実験装置(2)可変コイルピッチ(3)非接触運転
栗原 研一
Fusion Engineering and Design, 19, p.235 - 257, 1992/00
被引用回数:5 パーセンタイル:48.15(Nuclear Science & Technology)A-法(準定常マクスウェル方程式とオームの法則をベクトル及びスカラポテンシャルを用いて定式化した有限要素法)を円筒導体体系の磁場浸透問題に適用し解析解との比較からA-法の精度を評価し、続いてJT-60体系のポロイダル磁場浸透試験に適用し計測データとの比較を行いその有効性を示した。その結果、磁場はベローズ部から真空容器内部へ浸透し、その時定数が極めて短いことも示した。これらを踏え、プラズマと容器間の渦電流を介した相互作用を考慮したプラズマ平衡制御系の簡易動特性モデルの構築を行った。実験データを用いて幾かの未定パラメータを決定した後、そのモデル計算と位置変化実験との比較を実施し一致することを示すと共に1MAプラズマを0.1m/secで移動させる時の磁場変化は、わずか1G程度であることを明らかにした。さらに未定パラメータを設計時点での情報から求める方法についても言及した。
嶋田 隆一*; 細田 潤*; 飯塚 正博*; 松崎 誼; 松川 達哉; 大森 憲一郎; 渡辺 幸夫*; 尾崎 章*
Fusion Technology,1988, Vol.1, p.674 - 678, 1989/00
大型トカマクにおけるプラズマパラメータが上昇している中で、プラズマの垂直位置制御やプラズマディスラプションといったプラズマ-技術的問題は重要である。このためプラズマ平衡・安全性維持に必要なポロイダル磁場コイル電源は極めて重要である。この論文ではプラズマの位置・形状を制御するハイブリッドマトリックス制御法とそれに必要な高速応答性をもつ電源の開発について述べる。
亀有 昭久*; 笠井 雅夫*; 小林 武司*; 山田 政男*; 藤沢 登
JAERI-M 87-112, 38 Pages, 1987/08
核融合実験炉(FER)のための昭和61年度における、プラズマ電流、位置および形状制御に係わる設計研究について報告する。本報告には以下の内容が含まれる。1)FERにおけるプラズマ垂直位置制御の設計手順、2)高楕円プラズマにおける垂直位置制御、3)プラズマ電流、位置および形状(PCPS)制御系の概念検討、a.JT-60およびJETのPCPS制御系のサーベイ、b.FERのPCPS制御系の考察、c.PCPS制御系のモデル化
沢田 芳夫; 東稔 達三; 斉藤 龍太; 関 泰; 小林 武司; 飯田 浩正; 杉原 正芳; 伊藤 裕; 西尾 敏; 堀江 知義; et al.
JAERI-M 85-178, 872 Pages, 1985/12
国の長期計画に於いて、JT-60の次期装置として設定されているトカマク型核融合実験炉FERの概念設計を行った。FERは昭和55年度より、炉概念の倹討を進めてきたが、昭和59年度より新らたに再度炉概念の見直しを行う。本報告書は初年度(59年度)の検討をまとめた中間報告書の一部である。本報告書では、標準設計である準定常核融合実験炉の加熱・竃流駆動系、プラズマ位置制御、電源系、計測系、ニュートロニクス、ブランケット・テスト・モジュール、分解修理、安全性等の設計結果について述べる。
西尾 敏; 上田 孝寿*; 三木 信晴*; 藤沢 登; 田辺 義雄*; 長沼 正光*; 中村 幸治; 沢田 芳夫*; 大森 順次*
JAERI-M 82-177, 78 Pages, 1982/11
国際トカマク炉(INTOR)における過度電磁現象のうち主な関心事として、超電導コイルシステムに誘起される渦電流損失、プラズマ異常消滅時にトーラスコンポーネントに作用する電磁力およびプラズマの位置不性を抑えるシェル効果か挙げられる。これら現象に関する知識が炉概念の検討を進める上において、さらには詳細な設計研究を進める上において必要不可欠であることは諭を待たない。本報告害は、上記過度電磁現象を解析し、今後の貝体的な設計指針を与えるべくまとめられたものである。
宮本 健郎*; 杉原 正芳; 上田 孝寿*; 山本 新; 前野 勝樹; 仙石 盛夫; 鈴木 紀男; 河西 敏; 永見 正幸; 津田 孝; et al.
JAERI-M 82-171, 45 Pages, 1982/11
このレポートは、IAEA INTORフェーズIIAワークショップへの国内の検討報告書の第IV葦に相当するものである。イントール炉心プラズマの閉込め性能、トロイダル磁場リップルにより生じる損失、長時間運転に必要な放電の制御を検討したものである。
横溝 英明; 永見 正幸; 嶋田 道也; N.H.Brooks*; R.P.Seraydarian*; 新谷 吉郎*; 前野 勝樹; 吉田 英俊; 伊尾木 公裕*; 出海 滋*; et al.
JAERI-M 9698, 29 Pages, 1981/09
非円形度1.8までのプラスマをダブレットIII装置で安定に制御することかできた。装置の制御応答が不十分なため、1.8以上の非円形プラズマは垂直方向に不安定となる。この不安定を制御している電源を断にすることによって、いろんな非円形度のプラズマの位置不安定の成長率を測定し、コイルによるパッシブな安定化効果を考慮した値と比較した。
上林 有一郎
JAERI-M 8462, 63 Pages, 1979/09
トカマク型プラズマ閉じ込め装置における位置制御されたプラズマ柱の応答解析モデルに言及した後、このモデルにもとづき外部制御系により位置制御されたJT-60プラズマ柱の周波数応答特性を求め、諸定数の伝達特性への影響について検討を加えた。
上林 有一郎
JAERI-M 8461, 25 Pages, 1979/09
トカマク型プラズマ閉じ込め装置における位置制御されたプラズマ柱の応答解析モデルについて述べ、このモデルにもとづき、プラズマ柱の位置制御特性と比例制御系の諸パラメーターとの関係について、JT-60の設計値を用いて数値的解析を行った。
鈴木 康夫; 二宮 博正; 小方 厚; 亀有 昭久*; 相川 裕史
Japanese Journal of Applied Physics, 16(12), p.2237 - 2244, 1977/12
被引用回数:14プラズマとトカマク装置を構成する電動体要素との磁気的相互作用を論ずる一方法について述べる。プラズマ電流や構成要素中の電流による磁束凾数、およびプラズマ・リングの運動方程式、断面形状を規定する方程式をアスペクト比の2次の精度まで求めた。これらと磁束函数から求められる回路方程式群と合わせて、トカマク回路方程式を作った。この方程式を解く計算コードを作成し、プラズマの振舞の物質的解析、および、プラズマ位置形状制御のフィードバック系の設計に用いた。
橋本 昭司; 川上 和市郎; 明畠 高司*
Ind.Eng.Chem.,Prod.Des.Dev., 15(4), p.549 - 552, 1976/04
MMAの放射線重合反応の制御を線量率による二位置制御方式により行なった。実験にはCo線源の線を用い、回分,流通の両反応方法について検討を行なった。その結果、回分,流通両方法について反応温度は線量率の変化に速やかに追従し、精度良く制御された。さらに制御によって得られたポリマーの重合度分布を液体クロマトグラフにより決定し、分布が線量率の上下限値,照射の周期に対する上限値での照射時間の割合、反応温度等の制御条件によって変化することが明らかとなった。
高瀬 治彦; 飛田 健次; 坂本 宜照; 宇藤 裕康; 森 一雄; 工藤 辰哉
no journal, ,
幅広いアプローチ活動における原型炉の設計を進めて行く上で、プラズマ位置制御解析が重要な検討項目となってきている。特にプラズマ性能(高非円形度の限界)、ブランケット設計(増殖領域の確保)及び保守シナリオ(保守ポート設置のよるプラズマ位置制御への影響)の3つの設計項目は相互に影響し合う。そこでプラズマ平衡解析、炉内構造物の渦電流解析、プラズマ位置制御解析を組み合わせた設計コードを整備し、これら3つの設計項目の関係を詳細に検討し、設計上の課題を示し、設計例を紹介する。
高瀬 治彦; 宇藤 裕康; 坂本 宜照; 森 一雄; 工藤 辰哉; 飛田 健次
no journal, ,
幅広いアプローチ活動で設計されている原型炉のプラズマ位置制御解析に関して、数値シミュレーションコードを開発し、原型炉特有の問題について検討した。その結果、増殖ブランケットによる安定化効果は、その渦電流の時定数が10msと短く、ほとんど安定化効果には寄与しないこと、保守シナリオにより保守用ポートの配置で安定化効果が減少する等の結果を得たので、本会議で報告する。
高瀬 治彦; 宇藤 裕康; 坂本 宜照; 森 一雄; 工藤 辰哉; 日渡 良爾; 飛田 健次
no journal, ,
平衡解析, 渦電流解析, フィードバック制御解析の3つのコードからなるシミュレーションコードを使って原型炉におけるプラズマの位置制御について検討した。炉内構造物のプラズマ位置安定化効果、磁気検出器の精度・感度及び制御コイルパワーを評価し、特に原型炉に特有の増殖ブランケットモジュールを装填したことによる位置制御への影響を示した。